グルコシルヘスペリジン|育毛剤徹底比較!薄毛対策研究所

グルコシルヘスペリジン

グルコシルヘスペリジンとは

ヘスペリジンとはビタミンPのことで、グルコシルヘスペリジンとは水溶性のビタミンP誘導体の一種。柑橘類の皮などに多く含まれており、ポリフェノールの一種でもある。

ビタミンP誘導体は、水に溶けにくい浸透しにくいビタミンPを改良した成分で、塗布すると肌にハリや弾力を与えるほか美白効果があるため、化粧水などに配合されている。

また脂肪酸の合成を防いで中性脂肪の分解を促進し、悪玉コレステロールを減らす効果がみられることから、生活習慣病や高血圧の予防や改善に効果があると期待されている。

育毛剤としての効果

毛細血管を強化し血中コレステロールの改善することで、血液がさらさらになり頭皮の血行がよくなる。血流が良くなることで髪に栄養を送っている毛乳頭に十分な栄養を届けることができる。

また抗アレルギー作用があり、頭皮の炎症を防ぎフケ・痒みを予防する効果がある。頭皮を清潔に保ち、育毛環境を整えるのに役立つ成分といえる。

抗酸化作用や、ビタミンCの吸収を促進する効果もあり、頭皮の調子を整え、毛母細胞を守るのにも効果があると期待されている。

成分の注意点

大量に服用すると腹痛・吐き気・下痢・頭痛などの副作用が出ることもあるが、育毛剤で塗布する場合は特に問題ないといえる。